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販促成功の道しるべ

column by 店頭ディスプレイ 専門アドバイザー 氏野智章

こんにちは!店頭ディスプレイ専門アドバイザーの
氏野智章です。


 

今回紹介させていただく成功事例は、
名古屋地区で450店舗を展開する大手コンビニ会社との
取引がある中堅流通会社さまからのご依頼です。

 

今回は“販売促進に関するご相談”という形で
依頼をいただくことになりました。

 

 

まずは、要望をお聴きするために
実際に現地へお伺いさせていただき、
売り場を入念にチェックすることで、
いくつかの問題点があぶり出されてきました。
 

 

 

問題1.顧客目線に立つと、売り場が整然としておらず
    何か煩雑になっている印象がある。

 

問題2.売り場にテーマを設定して、もっとお客様に気付いてもらえるような
    効率的な仕掛けが作り出せないか?

 

問題3.“陳列”と“演出”の両面を兼ね備えた
     ディスプレイ什器を作って展示できないだろうか?

 

 


そこで、先様に
以下の質問をさせていただきました。

 

 

Q1.今後予定している企画はございませんか?

 

Q2.“誰”をターゲットに“何(どんな商品)”を
   仕入れているのか、お聞かせください。

 

Q3.ディスプレイ設置をお考えの場合、
   どのくらいの数量が必要になりますか?

 

Q4.売場のショーケースの奥行・巾・高さは
   どのくらいありますか?

 

Q5.商品ディスプレイの素材には
   紙や樹脂、金属など色々ございますが、
   お考えをお聞かせください。

 

Q6.ご検討されている予算はいかがでしょうか?

 


これらの質問に回答いただくことで、
現在あたためられている企画内容が、
「コンビニの救急箱」というテーマであることが
わかってきました。

 

残念ながら、今の売り場ではテーマが明確化されておらず、
雑貨や衣類、トラベル用品などの商品がバラバラに陳列
されてしまっています。

これでは、どこかで購買機会を逃してしまっている
可能性があるかもしれません。 



 

たとえ商品の用途が異なったとしても、
これらの製品の持つ性質や特性を
共通項にまとめることで一つのテーマが生み出されます。

 

今回は、  

“コンビニの救急箱”テーマで売場を演出して、
 効果的に売り上げを上げたい!」
 

というご要望をいただきましたので、
早速、企画構想についての
現地調査やヒアリングを行いました。

 


 ディスプレイのデザインは・・?

 

 高さは・・? 幅は・・?

 


お客様の持っているイメージをひとつひとつ確認しながら、
ノートにまとめていきます。

 

 


 コンビニに商品を買いに来るお客様に
 無意識の状態から気づいてもらって
 意識してもらうには、どうすればいいのだろうか・・?

 


 お客様のニーズ・ウォンツを引き出すためには、
 どのように演出すれば良いのだろうか?

 


社内企画部のスタッフやデザイナーと
何度も打ち合わせやミーティングを重ねました。

 

 

現場と同じような販売状況を仮定。
 ↓
ヒアリングした情報をもとに
あらゆる角度から試行錯誤して検証。
・どのような企画を検討しているのか?
・誰をターゲットにどんな商品を仕入れてるのか?
(ターゲット:“誰”に“どういった行動”をとってもらいたいか)
 ↓
商品の特徴をふまえたプランを設計。
・どのくらいの数量を生産する計画があるか?
・売場の棚の奥行きは?幅は?高さは?
 ↓
コンピュータを使ってグラフィックデザイン
 ↓
この地点でプレゼンテーションのための
試作サンプルを作成させていただきました。

 



次に、ご予算に合うように素材の選定にかかりました。

素材選びというのはとても大切な作業で、
どの素材を使うかによって店頭用ディスプレイのコストや
使い勝手などの特徴もかなり違ってきます。
 


例えば樹脂ひとつにしても
アクリル・ペット・塩ビ・・・という具合に
いろんなものがあります。

今回ご依頼いただいたお客さまの選定は、
透明感があり、かつ高級感が演出できるアクリル素材
が一番イメージに近い!というものでした。


しかし、ここで新たな問題が・・・・

 

 

 予算が合わない!

 


どうしましょう・・・

 

悩んだ末に、提案したアクリル板の板厚を
少し変更してみることにしました。

 

 

3ミリを2ミリに変更して・・
 


店頭用ディスプレイの形を崩さないようにして・・・ 


そして何より、大切な高級感を損なわないように・・・

  

これらの条件をクリアした結果、
苦心して誕生したディスプレイがこれ↓です。

 

ひょっとすると、もうどこかしらのお店で
お見かけしてるかもしれませんね♪
 



おかげさまで「コンビニの救急箱」による
演出効果が功を奏して、

売場の売上はなんと30%アップに!!
 

大変ご好評いただく企画となりました!

 

 

モノが売れない時代です。

 

店のやる気はお客様が一番よく知っています。

 

効果的な販売促進を考えるなら、
まずは売り場の演出からはじめてみてはいかがでしょうか?

 

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